難しい日本語指導

意味の伝わる日本語を書くのは難しいです。
指導するなんてもっと難しいです。

いろいろなレイヤーで指摘することがあります。

    1. てにおは、句読点の位置などによって、意味が通らない。
    2. 前項を超えて、何となくわかるが、文法知識というか、文章の表現レベルでわかりにくい。何通りかの読解が成立する可能性があり、たぶんはじめて読む人には伝わらないおそれがある(様な部分)。
    3. 説明すべき概念の構成、関係が混乱している(その背景には厳密な単語の意味、ニュアンスが正確に理解されてないことも遠因なので、1.と微妙にかぶることもある。)
    4. そもそも研究の方法論上の疑問、実験のやり方についてのアドバイス

学生の書いてきてくれた原稿をよみ、指摘事項を説明するとき、いろいろなレベルのものが混じり合います。

基本的に?(建前?)3.を勉強することになっているのですが、もっと低いレイヤーの知識は今後どんな仕事をする上でも大事だったりするので是非覚えて欲しいとおもうこともある。その点で手が抜けません。


でも、そういう指摘をたくさんしていると、全然進みませんね>