学校へ行こうが高校中退者を応援してる件

昨日たまたま食事時にテレビをつけていたら、「学校へ行こう」でバレリーナを目指す15才の少女の話。
バレエを専念するために、学校をやめてしまった(中退とは言ってなかった気もするが)とのこと。
すばらしい決断である。
本当の意味で若者を鼓舞するためには、学校をやめる決断ができる支援も必要だ。しかし今の大学では留年したり休学をしたりする自由は極端に少ない。大学に来ないと指導教員が連絡をしなければならないのもその一つ。学生を子供扱いしている。人生短いのだから、大学に不適応ならさっさとやめればいいのにと思う学生も多い。大学は大学で自分たちの提供している教育サービスに妄信的に自信があるのだろう。

何かをやめれば、別のことが見えてくる。少なくとも他人との差異性を意識できれば進路も見えやすくなるだろう。今のぬるい大学は他人との差異性について不感になる仕組みがこれでもか!という具合だ。反面社会は能力偏重主義に傾いてきているのだから、就活に体験するストレス(社会人と学生のギャップ)は並大抵ではないのも当然ではある。