微妙な年齢

微妙なお年頃というエントリを読んだ。
そういう刺激的なパーティにゆきたいなと少しうらやましく思いつつ。

私もあと3ヶ月もすれば35歳になってしまう。若者だった私からすれば、35歳になる事なんて想像もつかないぐらいオッサンだった。であるにもかかわらず、もうすぐ現実になる。なんと恐ろしいことだろう。

でも、先のブログが引用しているエントリでもあるように、若者を煽るのは確かに面白いし、若くいられる秘訣なのかもしれない。常に若者と接することが義務になっている、大学教員をやっているが故に得られる貴重な経験。
もっとも、学生が若すぎて疲れることも多々ありますけどね。

しかし、同時に、教員としての35歳はまだまだ若手の部類に入れられてしまう。実際所属している学科の中でももっとも若いうちの一人だ。古き良き日本的企業や大学といった伝統的組織にとって、35歳なんてまだまだヒヨコ扱い。仕事がやりにくいことこの上ない。

しかし、私の勉強しているネット関連の企業にとって、35歳はそれなりに落ち着きが出てきてもおかしくない感覚がある。実際に学生と新しい商品を考えていても、新しい技術やサービスのフレームを勉強するコストを負担しきれない自分を感じてしまう。あーあ。

そのギャップが大きすぎて、つい自分を見失いそうになる。まさに、35歳というのは微妙な年齢だと妙なところで感心しました。