理解できないネタ

家賃をタダにしろ一揆

ある種のネタであることはわかるのですが、参加したくなるようなおもしろさが今ひとつ伝わらないのは私が老いたからなのか。ニート組合って楽しそうだなと思いつつ、みんなバイトしているらしい

『高円寺ニート組合』てことは、

ニートの方がやられているのかと思ったのですが、

話した人はすべてバイトするなどして働いてました。

方便としてニートという言葉を使用しているだけだったようですね。

おじさん的にいうと、これが、飽食の時代の若者のやり場のない怒りなのだろうか。という理解ができれば素直で気持ちがよい。
ただ、旧来のデモのような既存の政治的文脈で捉えられる行為はかっこ悪いという意識の中で、彼らなりに怒りを発散しているのだろうかというと、そうでもなさそう。おもしろ半分で憂さを晴らしているというか、たぶんに爛熟と退廃をもった現代芸術的要素を持っている気がする。
しかし、その反面でいつかフランスのような若年層デモにつながるのではないか。そんな危惧も感じられる新しいデモである。

そんなことを大学教員が書くとプレカリアートの現状が理解できてないとかいろいろ批判されそうだけど、30代の教員なんてプレカリアートなんです。ホントに。では。