安倍辞任

一体何があったというのだろう。
谷垣さんの顔がうれしそうだったような気がするのは気のせいか。

突然の辞任といって思いつくのは細川護煕さんだ。
しかし、細川さんと違うのは、あれだけ人気のあった小泉総理の後継者として指名された自民党総裁だということである。

有力候補の中で、このタイミングでバトンが渡されるというのも辛い。
それに、仮に国民の信を問うことなく次の総理を決めてしまうようでは、自民党は次の選挙は厳しい。

個人的には、テロ特措法支援改正を否定する民主と対決することは、(最終的に否定されることを含めて)あそこまで追い込まれた自民党にとってはあながち悪い戦略ではなかったと思うのだが。まあ、それなりの国益は失うこともあるかもしれないが。

それにしても、現職閣僚の自殺、赤城農相の絆創膏ときて今回の辞任である。2007年は予想もしなかった事件が起きる。
昨年の9月にはそんなことは全く予想も出来なかった。